C・ロナウドのアル・ナスル残留が濃厚に 1年もしくは2年の契...の画像はこちら >>

アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド photo/Getty Images

退団が有力視されていた

注目されていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就は、アル・ナスルへの残留という形で決着となりそうだ。

2023年1月にアル・ナスルに入団し、ここまで公式戦105試合に出場して93ゴール19アシストと期待通りの活躍を見せているロナウドだが、その一方でチームがロナウド加入以降に獲得したタイトルは2023年のアラブ・クラブ・チャンピオンズカップのみと物足りない。



こうしたチーム状況にロナウドは不満を募らせているとされ、先月にはインスタグラムの公式アカウント上で「ここ(アル・ナスル)での章は終わった」と投稿し、退団の可能性を示唆。それ以降、現在開催中のFIFAクラブワールドカップ2025に参加しているアル・ヒラルやブラジルの複数のクラブが移籍先の候補として現地メディアによって取り上げられるなど、ロナウドの去就に俄然注目が集まる事態となっていた。

しかし、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はソーシャルメディア『X』の公式アカウント上で、ロナウドがアル・ナスルとの契約延長に近づいていると投稿。現在は契約内容の細部の詰めを残すだけとなっていて、1年もしくは2年の契約延長で合意するだろうとも伝えている。

退団が有力視されている中で一転して残留を決断した経緯については明らかにされていないが、実際に契約延長となれば、ロナウドはサウジアラビアで現役を続けながら来年の北中米ワールドカップへの参加をめざすことになる。また、目標の一つとして掲げているプロ通算1000ゴールもアル・ナスルで達成することになるかもしれない。

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