ヘンクに移籍した横山 Photo/Getty Images
欧州残留に
ベルギー1部のKRCヘンクは6月25日、バーミンガム・シティからFW横山歩夢を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は2029年夏までの4年間となっている。
松本山雅FCでプロキャリアをスタートさせた横山は、サガン鳥栖でJ1デビューを果たすと、2024年にEFLリーグ1に所属するバーミンガム・シティへ移籍。最後に同クラブで出場したのは今年初めで、FAカップのリンカーン・シティ戦とEFLトロフィーのスウィンドン・タウン戦で連続得点を挙げ、その後に行われたリーグのエクセター戦が彼の最後の試合となった。
2025年冬にはベルギーのヘンクにローン移籍で加入し、セカンドチームにあたるヨング・ヘンクでプレイ。9試合に出場して1得点を記録し、地道に実力を示していた。
その結果、ヘンクは契約に含まれていた買取オプションを行使。22歳の若武者は正式にヘンクの一員として新たなスタートを切ることとなった。
フットボール部門責任者のディミトリ・デ・コンデ氏はクラブ公式発表の中で「横山は我々の求めるポテンシャルを備えた若手であり、今後の成長に強く信じている」とコメント。将来的なトップチームでの活躍に向けた継続的な評価と育成の意向を示している。