イングランド代表のマカティ photo/Getty Images
クラブW杯に同行せず
クラブW杯と同時期に行われているUEFA U-21欧州選手権。決勝はイングランド対ドイツのカードとなり、29日にスロバキアでキックオフとなる。
イングランドはグループステージでドイツと同グループとなり、3戦目に対戦し、1-2で敗れている。決勝トーナメントではスペイン、オランダを下し決勝に駒を進めた。
今大会のイングランド代表で10番を背負い、ここまで全試合に出場しているのがマンチェスター・シティのジェイムズ・マカティだ。ここまで1ゴール1アシストを記録しており、決勝でも先発が濃厚といわれている。
マカティは今夏シティの選手としてクラブW杯に出場せず、イングランド代表を選んだ。このことについて会見で問われ、マカティは以下のコメントを残している。『Daily mail』が伝えた。
「私は自分の決断にまったく後悔していない。ここにいられて嬉しい。私の焦点はクラブW杯ではなく、ここにある」
この決断はやはり、出場機会が影響したのだろうか。シティでの序列はイングランド代表ほど安定しておらず、今夏マカティとポジションが被るラヤン・チェルキが加入した。同じく左利きのフィル・フォーデンも復活傾向にあり、イングランド代表のほうがプレイできると判断したのだろう。
マカティにはシティにタイアニ・ラインデルスを放出したミランのほか、多くのクラブが獲得に関心を寄せており、来季はどのクラブでプレイすることになるのだろうか。