メッシら擁するインテル・マイアミは欧州王者PSGに奇跡を起こ...の画像はこちら >>

インテル・マイアミの指揮官マスチェラーノ photo/Getty Images

ベスト8に進むのはどちらか

インテル・マイアミの指揮官ハビエル・マスチェラーノ監督はクラブW杯決勝トーナメント1回戦、パリ・サンジェルマン(PSG)戦の意気込みを語った。米スポーツ専門メディア『The Athletic』が報じている。



リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバら元バルセロナ組を擁するマイアミはグループステージで1勝2分、パルメイラスに続く2位で突破を決めた。メッシとスアレスはグループステージでスーパーゴールを決めるなど同クラブは大きな注目を集めたが、決勝トーナメントではいきなり欧州王者と対戦する形になった。

メッシにとっては古巣対戦となるが、そんな大一番を前にマスチェラーノ監督は次のように意気込みを語った。

「言うまでもなく、我々は2つのチームのうち弱い方であることをよく認識しているが、だからといって、まだ試合も始まっていない段階で敗北を認めるわけにはいかない。我々はここにいる権利を勝ち取ったのだ。この場でおそらく世界最高のチームと対戦することに挑戦すべきだ」

「諦めて試合に臨むことはできない。勝つために全力を尽くす必要がある。クラブとしてこのような機会が何度あるかはわからないが、この機会を最大限に活用し、楽しまなければならない」

さらにこの試合はメッシやスアレスら、そしてマスチェラーノ監督にとってもバルセロナ時代の恩師であるルイス・エンリケ監督との対戦でもあるが、現PSG指揮官の印象をマスチェラーノ監督は次のように語った。

「私のキャリアに最も影響を与えた監督の一人だ。私は彼とサッカーを超えた関係にある。しばらく彼に会っていない。最後に会ったのは、2022年のW杯の抽選会だったと思う。
かなり年月が経っている。彼に会えるのは嬉しい。彼との関係は素晴らしいものだった。彼が今シーズン経験したすべてのことを考えると、私は彼のことを本当に、本当に嬉しく思った」

エンリケ監督、そしてPSGへのリスペクトを語ったマスチェラーノ監督だが、最後には「でも、明日の目標はその課題に全力を尽くし、ベストを尽くすこと。そして、番狂わせを起こすことを夢見ることなんだ」と、欧州王者撃破への意気込みを語っている。

シーズンを終えたばかりで疲労が残っている可能性が高いが、それでも今のPSGは世界最高のチームだ。そんな恩師率いるPSGにマイアミはどんなサッカーを見せてくれるのか、楽しみだ。

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