モナコに加入したポグバ Photo/Getty Images
2年契約で再出発
南野拓実が所属するASモナコが、ポール・ポグバ2年契約を結んだことを正式発表した。クラブ公式『X』は契約書にサインするポグバの様子を公開している。
動画には、契約書にサインするポグバが大粒の涙を流す姿が収められている。契約の場に同席したモナコのCEOチアゴ・スクーロ氏は、「君にとって特別な瞬間だが、私たちにとっても同じだ」と語り、ポグバに熱い思いを伝える場面もあった。
現在32歳のポグバは、ユヴェントス在籍時の2023年8月に実施されたドーピング検査で禁止物質が検出され、2024年初頭に4年間の資格停止処分を受けた。これに対してスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ上訴し、2024年10月に処分期間が18か月へと軽減。その後、11月にはユヴェントスとの契約を解除していた。
かつてフランス代表の中心選手としてFIFAワールドカップ制覇にも貢献したポグバだが、キャリアは度重なる負傷と問題に悩まされてきた。今回のモナコ加入は、彼にとって“再起”への重要な一歩となる。
フランスサッカー界に再び舞い戻ることとなったポグバが、リーグ・アンの舞台で再び輝きを取り戻せるか。世界がその歩みに注目している。
— AS Monaco (@AS_Monaco) June 28, 2025