ゴールを決めたハリー・ケイン photo/Getty Images
名門同士の激闘
29日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはFIFAクラブワールドカップ2025決勝トーナメント1回戦でフラメンゴと対戦し、4-2で勝利した。
ブラジルとドイツそれぞれの名門同士の対戦となったこの試合は、バイエルンが先手を奪う。
6分左からのコーナーキックの場面で、ゴール前に蹴り込まれたボールがフラメンゴのエリック・プルガルの頭に当たった後にそのままゴールに。オウンゴールで先制点をあげると、直後の9分にはハリー・ケインのペナルティエリア手前からの左足ミドルシュートが決まり追加点。その後、33分にジェルソンのミドルシュートが決まってフラメンゴが1点を返すが、バイエルンも41分にレオン・ゴレツカが相手選手のクリアボールを敵陣ペナルティエリア手前で拾ってから右足でシュートを決め、再び2点差に。3-1とバイエルンがリードしてハーフタイムに入る。
前半からバイエルン相手に前線からのハイプレスを仕掛けるなど積極的な試合運びを見せていたフラメンゴは、後半に入ってもそのスタイルを変えず、反撃を試みる。
すると53分、ジョルジーニョが右サイドからクロスボールを上げようとしたところ、これがペナルティエリア内にいたバイエルンのマイケル・オリーセの手に当たり、ペナルティキックがフラメンゴに与えられる。そしてこれをジョルジーニョが冷静にゴール左隅に決めて、フラメンゴが再び1点差に詰め寄る。
しかし、バイエルンは73分に敵陣でボールを失った後のカウンタープレスで奪い返したボールがヨシュア・キミッヒにわたり、そこからキミッヒはゴール前にいたケインにラストパスを供給。ケインがこれを右足でしっかりとゴール右隅に流し込み、4-2と再びリードを2点に広げる。
そして試合はこのまま4-2でタイムアップ。バイエルンがフラメンゴを下し、準々決勝進出を決めた。