セルティックの地元メディアが近年の日本人選手の活躍に言及 ユ...の画像はこちら >>

日本代表でも長く10番を背負った中村氏 photo/Getty Images

チームへの貢献を絶賛

セルティックの地元メディア『67 Hail Hail』が、近年、同クラブにおける日本人選手の目立った活躍について触れ、これまでそのユニフォームに袖を通した8名の日本人選手全員を特集した。

まず同メディアは、その記事でアルビレックス新潟に所属するDF稲村隼翔のセルティック移籍が近づいていることを挙げ、日本のマーケットが絶好の狩場となっていると指摘。

それを踏まえて、在籍した日本人選手8名を一人ひとり挙げ、出場試合数やゴール数、印象的なプレイや退団後のキャリアについても紹介した。

井手口陽介、小林祐希、水野晃樹、岩田智輝、旗手怜央、前田大然、中村俊輔氏、古橋亨梧の順番で記載され、特に旗手、前田、中村氏、古橋の4名については絶賛。以下のように綴っている。

旗手:142試合出場、27ゴール。「セルティックで大きなインパクトを残した4人の中で1人である旗手怜央は、長い間中盤の中心として活躍してきた。ハーツ戦で強烈なゴールを決めて存在感を示し、続いてレンジャーズ戦で2ゴールを決めた。怪我や不安定な時期を過ごしたこともあり、しばらく前からセルティックを去ると噂されていたものの、結局はクラブに留まるようだ」

前田:158試合出場、62ゴール。「セルティックの近代史における最高の補強選手の一人である前田大然は、グラスゴーで熱狂的なヒーローとなっている。昨年、前田は全大会で30ゴール以上を決め、すべての賞を総なめにした。フェネルバフチェは前田に興味を示しているが、ロジャーズ監督は彼がクラブに留まり、再び主役となることを望んでいるだろう」

中村氏:159試合出場、31ゴール。「中村俊輔氏はセルティック史上初の日本人選手であり、素晴らしい選手だった。レンジャーズ戦での強烈な長距離シュートから、マンチェスター・ユナイテッド戦やキルマーノック戦での信じられないフリーキックまで、セルティックサポーターの中で中村氏について悪く言う人を見つけるのは難しいだろう。
このミッドフィールダーはクラブで素晴らしい3年間を過ごし、いつでも温かく迎え入れられている」

古橋:165試合出場、85ゴール。「古橋亨梧はヘンリク・ラーション以来、セルティックで最高のストライカーだと主張する人もいるほど。その言葉が既に彼の影響力についてすべてを物語っている。古橋は次々とゴールを決め、トロフィーを獲得し、セルティックのファンから崇拝された。残念ながら、2025年1月にレンヌに移籍して以来、彼はうまくいっておらず、フランスのクラブが彼を500万ポンドで売却する可能性があるとの報道もある。バーミンガムも古橋を欲しがっており、誰もが彼が他の場所で調子を取り戻せることを期待している」

果たして今後も、セルティックで記憶と記録に残るほどの実績を残す日本人選手は継続して現れるのか。もし稲村の移籍が実現すれば、彼の成長と活躍に期待したい。

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