マンUでプレイしてきたカゼミロ photo/Getty Images
欧州トップリーグに残る方がW杯出場の可能性は高まるか
今夏にカルロ・アンチェロッティが監督に就任したブラジル代表では、早くも選手の起用法に変化が見られた。その1つがマンチェスター・ユナイテッドMFカゼミロの招集だ。
カゼミロは2023年の10月を最後にセレソンから遠ざかっていたが、レアル・マドリードでカゼミロを指導してきたアンチェロッティは早々に再招集。今月行われた2026ワールドカップ南米予選・エクアドル戦とパラグアイ戦ではカゼミロをフル出場させていて、アンチェロッティの就任でカゼミロの序列が一気に変わることになった。
これがカゼミロの心境を変えたのかもしれない。英『Daily Mirror』はカゼミロが来季もマンUに残って欧州トップレベルで戦うことを希望していると伝えている。
カゼミロにはサウジアラビア行きの話題もあったが、プレミアリーグに残った方がブラジル代表招集の可能性が高まるのは間違いない。マンU側がカゼミロを戦力と計算するかは微妙なところだが、カゼミロが来年のワールドカップ出場を第一優先とするならば、やはり欧州トップリーグに残った方がいいだろう。
33歳とベテランの年齢を迎えているが、今季も終盤は安定したパフォーマンスを見せていた。来年のワールドカップ出場は大きなモチベーションとなるだろうが、カゼミロの動きはどうなるか。