レアルでプレイするカルバハル photo/Getty Images
復帰戦はベンチ入り
ダニ・カルバハルがついに戦列復帰を果たした。クラブワールドカップのベスト16、ユベントス戦では出場こそなかったものの、約9か月ぶりに公式戦のベンチに名を連ねた。
「9か月ぶりにようやく準備が整った。3バックのCB? シャビが望むならゴールキーパーでもどこでもやるつもりだ」と語ったカルバハルは、出場の準備が万端であることを強調した。
シャビ・アロンソ監督は3バックシステムを軸とした戦術を採用しており、カルバハルがどの位置でフィットするかは注目のポイントである。右のセンターバックとして起用される可能性に加え、トレント・アレクサンダー・アーノルドと右ウイングバックのポジションを争う展開も予想される。
33歳となったカルバハルは豊富な経験とリーダーシップを武器に、再びレギュラー争いに挑む構えだ。特に守備面での安定感と、ポゼッション時のビルドアップ能力はチームにとって貴重な資産となるだろう。
今後の起用法次第では、守備陣に新たなバリエーションが加わる可能性もある。アロンソの判断にも注目が集まる。