去就が注目されるラポルト photo/Getty Images
アスレティック・ビルバオも興味
現在サウジアラビアのアル・ナスルに所属するDFアイメリック・ラポルト(31)は今夏欧州に戻ってくる可能性があるようだ。
2023年夏にマンチェスター・シティからサウジアラビアに活躍の場所を移したラポルトはこれまでアル・ナスルで公式戦通算69試合に出場し、9ゴール1アシストをマークしている。
しかし、現行契約が残り1年となった今夏欧州復帰が噂されており、ラポルト自身も来年のW杯スペイン代表メンバーに入るために欧州へ戻りたいと強く望んでいるようだ。
シティ移籍前に所属していた古巣のアスレティック・ビルバオへの復帰が噂されているなか、スペインメディア『Cadena SER』によると、アトレティコ・マドリードがこの移籍を邪魔する可能性があるという。
アトレティコは今夏、トッテナムでプレイするアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(27)の獲得を熱望している。しかし同選手の獲得に失敗した場合のプランBとしてラポルトにも注目しているようだ。
ビルバオにとってアトレティコがライバルになる可能性もあるが、同メディアによると、まだラポルトに欧州クラブからの正式なオファーは届いていない模様。スペイン『football espana』によると、ビルバオはバルセロナ移籍が噂されるニコ・ウィリアムズの去就が決まるまで動く可能性は低く、アトレティコもロメロ獲得が確実に不可能とみなされるまでラポルト獲得に動くつもりはないという。
アル・ナスルはラポルト売却に前向きのようだが、かなりの移籍金を要求する見通しのようだ。選手自身はW杯に向けて欧州復帰の道を模索しているが、果たして。