T・ミュラーがキャリアで最も嬉しかったタイトルは 最強だった...の画像はこちら >>

2014W杯を制したドイツ photo/Getty Images

当時のドイツは全ポジションにスターが揃っていた

クラブワールドカップ2025では惜しくもベスト8敗退となり、バイエルンFWトーマス・ミュラーは今夏にクラブを去る。

ミュラーはドイツ代表とバイエルンで多くのタイトルを手にしてきたが、これまでのキャリアで1番嬉しかったタイトルはどれなのか。米『CBS Sports』の問いに対し、ミュラーはドイツ代表での2014ワールドカップ制覇を挙げている。

当時はミュラーも全盛期と呼べる状態にあり、他にもメスト・エジルやトニ・クロース、マッツ・フンメルス、ジェローム・ボアテング、バスティアン・シュバインシュタイガー、フィリップ・ラーム、マヌエル・ノイアーなど、全ポジションにスターが揃っていた。クラブでのタイトルも嬉しいが、やはりドイツ代表でのタイトル獲得はミュラーにとって特別な感情があったようだ。

「クラブの重要性が下がったという意味ではない。しかし代表チームで勝つということは、8000万人の国民の前で勝つことを意味する。応援してくれる全ての人々にとって勝利は重要だ。ドイツでサッカー選手としてプレイするなら、8000万人の国民のためにワールドカップで勝つこと以上に大切なことはない」

2014年大会を制したドイツは圧倒的な強さを誇っており、あれを超える代表チームを作るのは困難だろう。ドイツの人々にとっても特別な世代だったことは間違いない。

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