インテルのハカン・チャルハノール photo/Getty Images
世界屈指のゲームメイカー
インテル・ミラノのハカン・チャルハノールのガラタサライへの移籍が濃厚になっているようだ。
正確無比なキックを武器にインテルの攻撃を牽引し、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準優勝にも大きく貢献したチャルハノールは欧州の複数のビッグクラブが関心を示す世界屈指のゲームメイカーだが、とりわけ彼の獲得に向けた動きを強めていたのがガラタサライだ。
こうした中、トルコメディア『Ekol TV』によればインテルとガラタサライとの間で行われていたクラブ間交渉が大筋で合意に達したという。ガラタサライ内部では莫大な支出が必要となることからチャルハノール獲得への反対意見も存在していたが、クラブ会長のドゥルスン・オズベク氏、オカン・ブルク監督の強い要望によってインテルとの交渉に臨み、契約内容の細部に関する詰めの交渉を残す段階にまでこぎ着けたようだ。
インテルが3000万ユーロ(51億6000万円)の移籍金を要求していた一方、ガラタサライの限度額は1700万ユーロ(約29億円2000万)程度だったとされる。この移籍金をめぐる隔たりがどのように解消されたのかは明らかにされていないが、近日中にメディカルチェックと移籍の正式発表が行われる見込みであるとも『Ekol TV』は伝えている。