インテル・マイアミでプレイするメッシ photo/Getty Images
一気に得点ランク首位タイへ
6月末にクラブワールドカップ2025の決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンに0-4の大差で敗れたインテル・マイアミ。この結果はクラブにとってショッキングなものだったはずだが、選手のモチベーションに変化はないようだ。
大会終了後より絶好調なのは、チームの中心であるリオネル・メッシだ。今月6日のMLS第22節CFモントリオール戦で2ゴールを決めると、4日後のニューイングランド・レボリューション戦、13日のナッシュビル戦でも2ゴールずつを記録。CWC参戦前のモントリオール戦とコロンバス・クルー戦でも2ゴールを決めていたため、これでリーグ戦5試合連続で2ゴールを記録したことになる。
このゴールラッシュにより、メッシはリーグ戦の得点数が16ゴールに。これはナッシュビルのFWサム・サリッジと並んでリーグ最多だ。昨年のメッシはMLSで21ゴールを挙げたが、得点王に輝いたのはDCユナイテッド所属の元ベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケ(23ゴール)だった。
ベンテケは今年6ゴールとペースダウンしており、今年はメッシが得点王に輝くことになるかもしれない。指揮官ハビエル・マスチェラーノも「言葉では表現できない。彼が続けていることは本当に素晴らしい。彼はまさにリーダーだ。我々に競争の道を示してくれる」と絶賛していて、メッシ劇場はまだまだ止まらない。
チームも連勝を続けており、現在は勝ち点38でイースタン・カンファレンスの5位に位置している。
昨年はイースタン・カンファレンスでこそ1位に輝いたが、プレイオフでは負けてしまった。マイアミが今年狙うは完全優勝であり、それにはメッシら助っ人の頑張りが欠かせない。果たしてメッシはどこまで数字を伸ばしてくるのか。