レアル・マドリードFWキリアン・ムバッペ Photo/Getty Images
身辺警護の警察官に支払われた金銭は不当か?
レアル・マドリードFWキリアン・ムバッペは、フランスの国家警察監察局(IGPN)による行政捜査の対象となったようだ。
仏の週刊誌『Le Canard Enchaine』は16日付で、フランス代表チームの身辺警護を務めた警察官5人が、2023年6月にムバッペから多額の金銭を受け取ったと報じている。
捜査は仏財務省のマネーロンダリング対策の部署が、警察官5名が利益を得た奇妙な金融取引があったという通報を受けたことにより開始されたという。
同メディアはムバッペの署名入りの書類も入手し公開しており、そのなかでムバッペはカタールW杯の参加ボーナス全額を「選手の安全に責任を持つチームメンバーと各種協会に寄付することを決めた」と述べている。
争点は、これは実際には寄付なのか、それとも個人的なサービスにあたるのかという点にあるようだ。同誌によればムバッペはこの件に関し、「どんな質問にも答える用意がある」という。