レアルのアカデミーから出てきた有望なFWはG・ガルシアだけで...の画像はこちら >>

レアルのアカデミーで育ってきたロドリゲス photo/Getty Images

今季はヘタフェにレンタル移籍していた

今夏のクラブワールドカップ2025ではレアル・マドリードで21歳のFWゴンサロ・ガルシアが驚きのブレイクを果たすことになり、新シーズン開幕後もトップチームの戦力になるのではと期待されている。

ただ、レアルが抱えてきた楽しみな若手FWはガルシアだけではない。

ガルシアと同じくクラブのアカデミーで育ってきた21歳のウルグアイ人FWアルバロ・ロドリゲスも有望株と期待されてきたのだ。

2人は同じ2004年生まれの選手だが、トップチームで先にブレイクしたのはロドリゲスの方だ。193cmのサイズを誇る大型FWのロドリゲスは、2023年2月に行われたラ・リーガ第22節のオサスナ戦で1アシスト、続くアトレティコ・マドリードとのダービーマッチでは初ゴールを記録するなど、華々しいスタートを切った。

しかしトップチーム定着とはならず、2024-25シーズンはヘタフェにレンタル移籍することに。ヘタフェではリーグ戦2ゴールのみと少々寂しい成績に終わってしまい、このレンタル移籍も大成功とは言いづらい。

現在はレアルに戻っているが、ガルシアのブレイクやエースのキリアン・ムバッペ、さらにはブラジルの有望株エンドリックまで控えていることを考えると、ロドリゲスがシャビ・アロンソの構想に入るのは難しい。

スペイン『as』によると、ロドリゲスは年齢的にも出番をきっちり確保できる場所へ行きたいと語っており、再びのレンタル移籍などレアルを離れるのが最善の選択となるだろう。

「21歳になったし、そろそろチームを離れないといけないと思っている。トップチームでのプレイをもう待つことはできない。マドリーでプレイすることが夢だから、そのために戦うつもりだけど、そのためにはまずチームを去らないといけないだろう。CWCに出場できた可能性もあったけど、ゴンサロにその機会を与えたことについては理解している」

U-20ウルグアイ代表でも8試合で5ゴールを記録するなど、193cmのサイズと合わせて楽しみなFWであることは確かだ。ポテンシャルはあるだけに、環境さえ整えばトップリーグで戦えるストライカーになれるかもしれない。


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