エキティケはまだ過大評価の選手か プレミアの伝説ストライカー...の画像はこちら >>

リヴァプール移籍が近づいているといわれるエキティケ Photo/Getty Images

リヴァプールにふさわしいのか

リヴァプールは現在、フランクフルトのU-21フランス代表FWウーゴ・エキティケの獲得に迫っているといわれている。ニューカッスルのアレクサンデル・イサクへの興味とともに、エキティケへのアプローチも行なっていたレッズ。

ファブリツィオ・ロマーノ氏などによれば交渉は進展しており、移籍金は7000万ポンドを超えるだろうと言われている。

しかし、エキティケには未知数な部分も多い。プレミアリーグを経験したことがなく、ブンデスリーガでも昨季15ゴール8アシストの好成績を挙げたものの、ローン加入だった一昨季は4ゴールにとどまっている。代表でもシニアのフランス代表に名を連ねたことはまだなく、信頼してよいものかと考えているリヴァプールファンも多いかもしれない。

英『Liverpool ECHO』も「彼はまだ完成された選手ではない」と評価しており、その根拠に元マンチェスター・シティDFマイカ・リチャーズ氏が伝えたティエリ・アンリ氏のエキティケ評を挙げている。

「エキティケに関してはティエリと何度も話をした。彼は(エキティケを)イライラさせるような選手ではないと言っていたけど、ある瞬間に素晴らしいプレイを見せたかと思えば、次の瞬間には基本的なプレイがまったくできていないとも言っていた」

「彼は、もし(エキティケが)正しく理解して改善すれば、限界が非常に高くなる可能性があると言ったよ」

リチャーズ氏はこのように語った。プレミアリーグの伝説的ストライカーであるアンリ氏の目にも、まだエキティケは未完成の選手であると映っているようだ。しかしポテンシャルの高さは同氏も認めるところ。アルネ・スロット監督の指導によって一皮むける可能性はあるだろうか。まだ獲得は発表されておらず、引き続きエキティケは大きな注目を集めることになる。


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