セルティックを攻守両面でリードしてきた前田 photo/Getty Images
退団となれば大きな痛手だ
昨季33ゴールを記録し、市場でも注目を集める存在になったセルティックFW前田大然。セルティックはリーグ制覇に加え、チャンピオンズリーグでもベスト32に入ったが、それに前田が大きく貢献したのは間違いない。
仮に前田が退団となれば、セルティックにとっては痛手になる。地元紙『Daily Record』によると、クラブOBのクリス・サットン氏は前田がディエゴ・マラドーナのような存在だと語る。
マラドーナ氏のようなプレイをしているという意味ではないが、マラドーナ氏も驚異的な力でナポリにタイトルをもたらすなど、クラブでの重要性は特別なものがあった。今のセルティックにおいて前田もそれに近い存在との評価だ。
「誤解しないでほしいが、セルティックには優秀な選手が揃っている。しかし、全体的には脆いチームだ。その中で前田はこのチームにとってのマラドーナのような存在になっている。彼だって怪我をするかもしれないが、そんなことは考えたくもないね」
前田は守備面での貢献度も極めて大きい。マラドーナ級の存在感というのは大袈裟すぎるかもしれないが、今のセルティックで前田が欠かせない存在なのは間違いない。