ニューカッスルのイサク photo/Getty Images
高額な移籍金が必要に
現在プレシーズンツアーの一環として来日しているリヴァプール。30日には横浜F・マリノスとのプレシーズンマッチが予定されている。
そんなリヴァプールだが、今夏の移籍市場では積極的な動きを見せた。フロリアン・ヴィルツ、ウーゴ・エキティケと移籍金100億越えがすでに2人おり、ニューカッスルのアレクサンデル・イサクも獲得候補となっている。
『ESPN』ではCFのエキティケを獲得し、さらに同じポジションであるイサク引き抜きに動いている理由を2つ挙げている。
1つ目がヴィルツ、エキティケら実力者を複数人獲得しながらも、さらにイサクをも狙える膨大な資金力だ。
昨季のリヴァプールはほとんど選手を獲得しておらず、放出ではファビオ・カルバーリョをはじめとする若手を積極的に売却している。
今夏も選手の放出が続いており、ルイス・ディアスはバイエルン移籍が濃厚。ダルウィン・ヌニェス、フェデリコ・キエーザ、ハーヴェイ・エリオットも放出候補となっており、同メディアは彼らを売却すれば、イサクを1億5000万ポンド(約297億円)で獲得したとしても、PSRに引っ掛かることはないと予想している。
そして2つ目が、イサクの立ち位置だ。
匿名の情報筋が語ったところによると、リヴァプールは今夏、これからの5年を見据えた補強を計画しており、イサクはその中心人物となっている。
前線ではモハメド・サラーが33歳とベテランの域に突入しており、クラブはイサクを次のサラーと考えているようだ。ポジションというよりも、クラブの顔という位置付けだろう。
アルネ・スロット初年度でいきなりプレミアリーグ制覇を決めたリヴァプール。