去就が不透明な板倉 Photo/Getty Images
守備の要として白羽の矢
アヤックスが日本代表DF板倉滉の獲得に本腰を入れているようだ。『De Telegraaf』の記者マイク・フェルウェイ氏によれば、クラブは若手有望株ヨレル・ハトをチェルシーに売却し、移籍金として4300万ユーロを手にしたという。
この大型ディールにより得た資金の一部、800万ユーロを、アヤックスはボルシアMG所属の板倉の獲得に充てようとしている。クラブと選手の間では個人合意に至る見込みで、同記者によれば板倉自身もアヤックス加入を強く望んでいるとのことだ。
板倉は現在28歳。2022年にボルシアMGへ完全移籍し、安定した守備力とビルドアップ能力で高い評価を得てきた。昨季ブンデスリーガでは31試合に出場し、結果を残し続けている板倉はアヤックスにとって理想的な補強となりうる。
オランダの名門アヤックスが板倉に託す期待は大きい。交渉が最終局面に入った今、合意が待たれる段階にある。