日本人選手の評価向上に大きく貢献しているブライトンの三笘薫 photo/Getty Images
さらに増えることも
トッテナムに高井幸大が加わり、田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが昇格を果たしたことで、新シーズンのプレミアリーグでプレイする日本人選手は5人となった。
バーミンガムが3部から2部へ昇格したことで、チャンピオンシップでプレイする日本人選手も増えており、以前のようなドイツリーグに近い形となっている。
徐々に日本人選手の存在感は増しており、『TheGuardian』ではジェフ千葉と清水エスパルスでの所属歴があるエディ・ボスナー氏が現役時代の経験から日本人選手の特徴を語った。
「今のサッカーはテクニカルな面がはるかに多く、日本の選手はそういった部分で優れている。俊敏で、常に耳を傾けて学ぶ姿勢を持っているので、現代のサッカーにマッチしていると思う」
「オーストラリアはかつて彼らよりも優れていたが、今の日本の選手たちは大きな成長を遂げ、はるか先に進んでいます」
また、同メディアは多くのクラブがアジアに目を向ける理由として安価な移籍金で獲得できることを挙げている。
高井はJリーグ史上最高額での売却となったが、移籍金はわずか500万ポンドだった。トッテナムは優秀なCBが多く、もし高井がトップチームでプレイできずとも移籍金は回収できるだろうと同メディアは予想している。
今夏の移籍市場ではエヴァートンがレアル・ソシエダの久保建英に関心を寄せており、さらに日本人選手が増えることになるのだろうか。