レアルでプレイするロドリゴ photo/Getty Images
レアル新体制では絶対的な存在になれず?
カルロ・アンチェロッティからシャビ・アロンソへの指揮官交代、クラブワールドカップ2025でのFWゴンサロ・ガルシアのブレイク、リーベル・プレートから17歳の新星FWフランコ・マスタントゥオーノが加入したこともあり、レアル・マドリードでFWロドリゴ・ゴエスの立場は一気に危ういものとなった。
アンチェロッティ体制では出番も多かったが、アロンソ新体制で主力になり切れていないのは明らかだ。
スペイン『as』もレアルがロドリゴ売却の可能性を探っていると伝えているが、売却案も思うようには進みそうにない。サラリーが1000万ユーロと比較的高額なことに加え、レアルが求める移籍金を支払おうとするクラブも見当たらない。
資金的にロドリゴを獲得できる可能性があるのはプレミアリーグ勢のみと同メディアは見ているが、プレミアのトップクラブはすでに新FW獲得済みのところも多い。アーセナルはスポルティングCPからFWヴィクトル・ギェケレシュの獲得に6300万ユーロを投じていて、チェルシーはライプツィヒFWシャビ・シモンズやマンチェスター・ユナイテッドFWアレハンドロ・ガルナチョの方に関心がある様子。
リヴァプールはフロリアン・ヴィルツをレヴァークーゼンから引き抜いており、ニューカッスルFWアレクサンデル・イサク獲得の話題も続いている。
同メディアはトッテナムくらいしかロドリゴ獲得に手を挙げるクラブは見当たらないと伝えていて、ロドリゴはレアルに留まるか、ひとまずどこかへレンタル移籍するかのアイディアが現実的と見られている。
ブラジル代表メンバーでもあるロドリゴ本人はアンチェロッティの下で戦う来年の2026ワールドカップへ照準を合わせており、クラブで出番を失うシナリオは許されないものだろう。レアルで出番が増えないとなれば他の選択肢を探すしかなくなるが、ロドリゴにピタリと合うクラブは見つかるだろうか。

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