「いつかバロンドールを獲得できると」　マリノス相手にゴールを決めたリヴァプール16歳の逸材は新シーズンにブレイクできるか
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マリノスからゴールを奪ったングモハ photo/Getty Images

左ウイングでチャンスが巡ってくる可能性も

今夏のリヴァプールはMFフロリアン・ヴィルツやFWウーゴ・エキティケら超積極的な補強へ動いており、話題は続々とやってくる実力者たちの方に集まっている。

しかし、チャンスを待っているヤングスターの存在も見逃せない。情報サイト『Transfermarkt』が飛躍のシーズンになるかもと期待するのは、昨夏にチェルシーのアカデミーから加わった16歳のU-17イングランド代表MFリオ・ングモハだ。

チェルシーサポーターの中にはあっさりとングモハを手放したことに納得できない人もいたかもしれないが、それほどングモハへの期待は高い。リヴァプールは先日横浜F・マリノスとJリーグチャレンジマッチを戦ったが、このゲームでも途中出場のングモハは終盤にネットを揺らしている。

ングモハは2列目でのプレイを得意とするアタッカーで、特に左サイドからの仕掛けを得意とする。リヴァプールは今夏に左ウイングを本職とするFWルイス・ディアスをバイエルンへ売却していて、同サイトはこれもングモハのチャンスが増える可能性があると考えている理由だ。左ウイングにはコーディ・ガクポ、レヴァークーゼンから加えたフロリアン・ヴィルツもいるが、彼らは中央で起用される可能性もある。国内カップ戦などではングモハにもチャンスがあるかもしれない。

以前『Inside The Academy』のインタビューにて、ングモハは「いつかバロンドールを獲得できると確信しているんだ。史上最高の選手の一人として認められ、サッカー界のレジェンドになりたい」と自信満々なコメントも残している。

ビッグマウスなところも頼もしいが、スター軍団化しているリヴァプールでチャンスを得られるだろうか。マリノス戦では一定のアピールが出来たはずで、ングモハが前線で戦力となれば選手層はさらに厚みを増すことになる。イングランドサッカー界としても、すでに世代別代表でプレイしているングモハの才能を何とか伸ばしたいところだろう。



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