昨季はミランでプレイしたヨビッチ Photo/Getty Images
「セルビア・コネクション」発動
今季はスペイン1部で戦うことになったレアル・オビエド。スペインでも指折りの熱いサポーターがいることで有名な同クラブには、00-01シーズンぶりのプリメーラ・ディビシオンということもあって期待と注目が集まっている。
40歳で下部組織出身の“両利き”の名手サンティ・カソルラを擁することで知られるが、注目の移籍が実現しそうだと『MARCA』が報じている。レアル・マドリードやミランにも所属したセルビア人FWルカ・ヨビッチを獲得する動きがあり、近日中に契約を締結する可能性があるという。
しかもヨビッチだけではない。パナシナイコスのセルビア代表DFネマニャ・マクシモビッチ加入の動きもあり、すでに在籍しているレフティMFルカ・イリッチと“セルビア軍団”を結成する可能性が高くなった。指揮官のヴェリコ・パウノビッチはセルビア人であり、同胞たちとの「セルビア・コネクション」を1つのチームの柱とする方針なのかもしれない。
同紙によればこのヨビッチ加入のニュースはSNSでファンの大きな反響を呼んでいるという。レアル移籍後にゴールを決められず批判の対象ともなったヨビッチだが、昇格組とあってレアル時代よりもプレッシャーは少なく、ラ・リーガでのセカンドキャリアはより幸せなものになるかもしれない。
セルビア人選手たちの優れたフィジカルとカソルラのしなやかなパスワークが融合するようなチームとなれば面白いが、このプランは実現するだろうか。