CLを制したPSG photo/Getty Images
パチョ、N・メンデスらに代わる選手が不足している
昨季悲願のチャンピオンズリーグ制覇を果たしたパリ・サンジェルマンは、その高い組織力から現世界最高のクラブと抜群の評価を得てきた。
しかし、新シーズンへ気になる部分もある。
特に最終ラインはやや手薄で、今夏のクラブワールドカップ2025決勝ではDFウィリアム・パチョを欠く中でチェルシーに完敗を喫した。パチョの代役にはルーカス・ベラウドが入っていたが、トップクラブを相手に戦うには少々不安が残る。
絶対的リーダーであるセンターバックのマルキーニョス、左サイドバックのヌーノ・メンデス、右のアクラフ・ハキミも代役が不足気味で、レギュラーメンバーに何かあった時に対応できない可能性がある。
ここまでは移籍市場での動きが静かだが、新センターバック候補としてボーンマス所属のウクライナ代表DFイリア・ザバルニーの獲得に動いているとされる。
最終ラインのバックアッパー探しは今夏の重要ミッションとなりそうで、新シーズンの国内支配とCL連覇へ補強は欠かせない。