「正直であるべき。もう終わりなんだ」 ポーランド代表OBがレ...の画像はこちら >>

バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキ photo/Getty Images

まもなく37歳、現契約は残り1年

バルセロナのアジアツアーでは、新たに背番号10を背負うことになったラミン・ヤマルや新戦力のマーカス・ラッシュフォードが早速ゴールをあげて期待に応える一方、ベテランのロベルト・レヴァンドフスキも韓国での2試合でともに1ゴールずつをマークして健在ぶりを示した。どうやら新シーズンも彼がエースストライカーとしてチームを牽引することになりそうだ。



もっとも、今月21日で37歳になることに加えて、来年6月末でバルセロナとの契約が満了となることから、新シーズンはレヴァンドフスキがバルセロナで過ごすラストシーズンになるかもしれない。

かつてポーランド代表で正ゴールキーパーとして活躍し、1974年のワールドカップ西ドイツ大会での同国の3位入賞に大きく貢献したヤン・トマシェフスキ氏も、レヴァンドフスキに残された時間は少ないと見ている。ポーランド紙『Super Express』とのインタビューの中で同氏は以下のように語っている。

「レヴァンドフスキはバルセロナでの時間を終わらせ、簡単なリーグであるサウジアラビアリーグに行くべきであると私達はこれまで度々言ってきた。リオネル・メッシ以外の世界の元スーパースター達は皆そうしてきた」

「我々は正直であるべきだ。もう終わりなんだ。レヴァンドフスキは今のバルセロナではあまり人気がない。主力選手達は彼にパスを出さない。誰もがチームに残留する権利を有しているが、新シーズンでは控え選手になる可能性すらあることを彼はしっかりと理解しておかなければならない」

契約満了となる来年6月末とは言わず、今すぐにでも中東行きを決断するべきというのがトマシェフスキ氏の見解のようだ。

年齢や契約状況から今後同じような意見がさらに多くなる可能性もあり、レヴァンドフスキがこうした声を封じるためには昨シーズン以上のゴール量産が必要になるだろう。

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