メディカルチェックを受けにきた時のモドリッチ photo/Getty Images
目指すはタイトル獲得
今夏にレアル・マドリードを離れ、イタリアの名門ミランへ移籍したMFルカ・モドリッチ。
ミランはモドリッチと同じクロアチアのレジェンド選手であるズボニミール・ボバン氏がプレイしたクラブでもあり、モドリッチも子供の頃からボバン氏がプレイするミランに憧れていたと語っている。
とはいえ、今のミランは当時のような力がない。名門ではあるものの、昨季はセリエA8位に終わっており、スクデット争いからは早々に漏れてしまった。
まずはチャンピオンズリーグ出場権を目指して新シーズンを戦うことになるが、モドリッチはCL出場権で満足していいクラブではないと主張。タイトルを獲得できるチームにしていきたいと意気込みを語っている。
「ミランは世界最高のチームの1つと記憶されてきた。だから平凡なシーズンや、CL出場権獲得だけで満足してはいけないんだ。これがミランに対する僕のビジョンだ。謙虚さは忘れず、チームを再び最高のレベルへ引き上げるためにハードワークしないといけない。僕は非常に競争心の強いタイプだと思っているし、この情熱をチームに持ち込みたいんだ。最低限の目標はCL出場権獲得だけど、タイトル獲得にも尽力しないといけない。それが僕、そしてミランで働くすべての人の目標でもある」
「周囲からの期待が大きいことは理解しているし、覚悟はできている。この挑戦を始めるのが待ちきれない。
モドリッチが持ち込む勝者のメンタリティは非常に頼もしく、ミランをどこまで引き上げられるか注目される。昨季の8位は許されない順位であり、モドリッチの言葉通りCL出場権獲得は最低限の目標となりそうだ。