サッカー日本代表、9月米国遠征は中核メンバー軸で臨む 森保一...の画像はこちら >>

日本代表を率いる森保監督  photo/Getty images

W杯戦士中心に

日本代表の森保一監督が、9月に予定されている米国遠征について、中心選手で臨む方針を明言した。欧州視察を終えて羽田空港で報道陣の取材に応じ、2026年W杯アジア最終予選を戦った主力組を再び軸に据えると語っている。



6月の最終予選では既にW杯出場権を獲得していたことから、大半のレギュラークラスを招集せず、若手主体で編成された。しかし、今回の遠征では一転、主力の復帰が見込まれる。

森保監督は「W杯出場権獲得に貢献してくれて、6月も本来であれば選ばれるべきだった選手は、全員ではないけど基本的に招集する」と明言。現地時間で9月6日にメキシコ代表、9日に米国代表と対戦する予定で、いずれもW杯常連国との重要な強化試合となる。

一方で、6月の活動や、国内組中心で臨んだ7月の東アジアE-1選手権で結果を残した選手についても「E-1と今回の視察で招集に向けてテーブルにあげて考えたいと思う」と述べており、既存戦力と新戦力の融合を視野に入れているようだ。

今遠征は、本格化するW杯本大会に向けた最初の国際強化試合となる。森保ジャパンの骨格を固める意味でも、真の実力者がふるいにかけられる重要な機会となるだろう。

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