フライブルクの堂安律 photo/Getty Images
今週末にも正式発表か
日本代表MF堂安律をめぐるフライブルクとフランクフルトの交渉が大詰めを迎えているようだ。
2022年7月の入団以来フライブルクの主軸として活躍してきた堂安は、昨シーズンもブンデスリーガで全試合に出場し、10ゴール7アシストを記録。
こうした活躍によって、堂安には既に昨シーズン後半から移籍話が持ち上がっていた。なかでも獲得を熱望していたのはフランクフルトで、同クラブはオフシーズンに入るとフライブルクとの交渉を本格化させていた。
そのクラブ間交渉は、移籍金をめぐって難航していた。フランクフルトが移籍金1500万ユーロ(約25億円)を提示したのに対してフライブルクは2500万ユーロ(約42億円)を要求していて、両者の隔たりが非常に大きかったためだ。
しかし、ドイツ紙『Bild』によれば、話し合いの結果両クラブは移籍金1900万ユーロ(約32億円)程度で合意に達したという。この金額はフライブルクの要求額には及ばないものの、フランクフルトが堂安加入後の成績に応じて追加ボーナスを支払うという条件が加えられたため、移籍金の引き下げに応じたようだ。
この追加ボーナスの支払い条件や金額についてはまだ詰めの作業が残っていることから、全ての交渉が完了して移籍が正式に発表されるのは今週末頃になるだろうとも『Bild』は伝えている。
大きな注目を集めてきた堂安の去就は、フランクフルトへの移籍という形で決着となりそうだ。

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