プレミアから韓国人選手が消える可能性が…… 20年ぶりの不在...の画像はこちら >>

ファン・ヒチャンも移籍すれば韓国人選手が0人になる可能性が...... Photo/Getty Images

主力選手ではファン・ヒチャンのみ

韓国代表ソン・フンミンが2日、2015年から10シーズン在籍したトッテナムを退団することを発表した。これにより、20年ぶりに韓国人選手がプレミアリーグからいなくなる可能性があると韓国メディアは危惧している。



『スポーツ朝鮮』は「ソン・フンミンもOUT、ヤン・ミンヒョクもOUT……まさかプレミアリーガー0人? 20年ぶりの非常事態」と見出しをつけ、ソン・フンミンの退団を受けて韓国の選手が不在になるかもしれないと言及。現在プレミアリーグに在籍する韓国人選手は4人で、うち3人は若手の選手。ソンと同じくトッテナムに所属するヤン・ミンヒョク、ニューカッスルのパク・スンス、ブレントフォードが保有するキム・ジスの3人がおり、それぞれ他リーグへのローン移籍やリザーブチームの登録になるだろうと伝えている。残るはウォルヴァーハンプトンのファン・ヒチャンのみとなるが、今季のプレシーズンであまり起用されておらず、監督のヴィトール・ペレイラ監督の構想にないと見られており、移籍する可能性があるという。このことで「若い選手がプレミアリーグで成長しているのは良いことだが、主軸選手がいないことは決して良いことではない」と言及している。

また『京郷新聞』も「プレミアリーグから消えていく韓国人選手」と題し、同様にプレミアから韓国人選手がいなくなることを懸念。「ヨーロッパを超えて世界で最高の人気を誇るプレミアリーグから韓国人選手が不在になることは、韓国サッカーの競争力低下を意味するものでもある。もしファン・ヒチャンまで離れれば、韓国サッカーの危機意識はさらに大きくなると予想されるだろう」と韓国サッカーのレベル低下につながると伝えていた。

ちなみにファン・ヒチャンは23−24シーズンで公式戦29試合に出場し12ゴール3アシストを記録。だが昨シーズンは25試合で2ゴールのみ。先発出場がたった5試合で途中出場が多く、本人にとっては厳しいシーズンとなった。

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