ついにフランクフルト移籍が決まった堂安律 クラブ幹部からは歓...の画像はこちら >>

フライブルクでの堂安律 photo/Getty Images

5年契約で完全移籍

7日(現地時間)、フランクフルトはフライブルクから日本代表MF堂安律を獲得したと発表した。昨シーズン終盤から注目が集まっていた堂安の去就は、新シーズンのブンデスリーガ開幕まで2週間ほどに迫ったこの時期にようやく決着した。



堂安の去就がなかなか決まらなかった理由は、移籍金をめぐる交渉にあった。1500万ユーロ(約25億7000万円)を移籍金として提示したフランクフルトに対し、フライブルクは2700万ユーロ(約46億2000万円)を要求。両者の金額に大きな隔たりがあったことから交渉は難航していた。

しかし、最終的にフランクフルトが追加ボーナスの支払いを含めて総額2200万ユーロ(約37億7000万円)までオファーを引き上げたことでクラブ間交渉は合意に達し、堂安は2030年までの5年契約でフランクフルトに移籍することになった。

移籍が正式に決まり、フランクフルトの首脳陣は堂安の獲得に安堵するとともに入団を歓迎している。同クラブでスポーツディレクターを務めているマルクス・クレシェ氏はドイツ紙『Bild』の取材に応じ、堂安について以下のように語っている。

「リツ・ドウアンはここ数シーズンの間ブンデスリーガで高いクオリティを示していた。我々の目標達成を手助けしてくれる能力の持ち主だ。彼には日本代表での豊富な国際経験があるし、フライブルクではテクニックとスピード、そしてメンタリティの部分で周囲を納得させるようなパフォーマンスを発揮していた。リツが我々のところにいてくれるのが嬉しい」

フランクフルトは、9日にイングランドのフラムとのプレシーズンマッチを予定していて、この試合が堂安にとってフランクフルトでのデビュー戦になる可能性が高い。

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