アメリカ代表を指揮するポチェッティーノ photo/Getty Images
中盤から前線にかけては豪華
2026ワールドカップ本番まで約1年。ホスト国として大会を迎えるアメリカ代表は、どこまで勝ち進めるだろうか。
米『ESPN』は、ワールドカップ1年前の段階で予想メンバーを紹介。欧州クラブでプレイする選手がほとんどとなっていて、戦力的には楽しみなチームだ。
GK
マット・ターナー(ニューイングランド・レボリューション)
マット・フリース(ニューヨーク・シティFC)
ザック・ステッフェン(コロラド・ラピッズ)
センターバック
クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス)
ティム・リーム(シャーロットFC)
マーク・マッケンジー(トゥールーズ)
キャメロン・カッター・ヴィッカース(セルティック)
マイルズ・ロビンソン(FCシンシナティ)
サイドバック
セルジーニョ・デスト(PSV)
アントニー・ロビンソン(フラム)
ジョー・スカリー(ボルシアMG)
ケイレブ・ワイリー(ワトフォード)
MF
タイラー・アダムス(ボーンマス)
ウェストン・マッケニー(ユヴェントス)
ジョニー・カルドーソ(アトレティコ・マドリード)
ルカ・デ・ラ・トーレ(サンディエゴFC)
タナー・テスマン(リヨン)
2列目
クリスティアン・プリシッチ(ミラン)
ティモシー・ウェア(マルセイユ)
マリク・ティルマン(レヴァークーゼン)
ディエゴ・ルナ(レアル・ソルトレイク)
FW
フォラリン・バログン(モナコ)
リカルド・ペピ(PSV)
ジョシュ・サージェント(ノリッジ・シティ)
パトリック・アギェマン(ダービー)
ハジ・ライト(コヴェントリー)
これが同メディアの予想メンバーだが、中盤から前線にかけての構成はかなり豪華だ。アトレティコへ移籍したカルドーソ、フロリアン・ヴィルツの後釜候補としてレヴァークーゼンに向かったティルマンなど今夏にステップアップした者もいる。
興味深いのは、同メディアの予想メンバーからはプリシッチに続くスター候補と期待されてきたドルトムントMFジョバンニ・レイナ、ミランのMFユヌス・ムサが漏れていることだ。それほど中盤から2列目にかけては戦力が充実している。
懸念は守備陣にあり、センターバックは未だに37歳のリームに頼ることも多く、タレントが不足気味だ。強豪国との対戦では攻め込まれるシチュエーションが予想されるだけに、この守備陣で耐えられるかは分からない。
何とか中盤と前線のタレント力を活かせる展開に持ち込みたいところだが、ホスト国としてどこまで進めるか。