バイエルンではポジションを掴めなかったパリーニャ photo/Getty Images
中盤でのボール奪取は一級品
昨夏にフラムからバイエルンへ移籍したものの、出番を増やせないまま今夏トッテナムにレンタル移籍することになったポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ。
バイエルンの中盤にはジョシュア・キミッヒを筆頭に、レオン・ゴレツカやアレクサンダル・パブロビッチら実力者がおり、パリーニャはスタメンを掴めなかった。
しかしパリーニャも実力者だ。特に中盤でのボール奪取力には定評があり、2022-23シーズンにはフラムの選手としてプレミアリーグで148回のタックル、続く2023-24シーズンも152回のタックルを成功させていて、ボールを奪う能力は高い。
プレミアリーグでの経験も豊富なため、トッテナムにとっては大きな補強だろう。トッテナム指揮官トーマス・フランクもパリーニャをゲットできたのはラッキーだと見ている。
「少し驚いたね。バイエルンは2年間彼の獲得に全力を注いでいたから。理由は何であれ彼を獲得できたのは大きい」(『VAVEL』より)。
トッテナムの中盤にはスウェーデンの若き逸材ルーカス・ベリヴァル、攻守にダイナミックな動きを見せるパペ・マタル・サール、イヴ・ビスマ、ロドリゴ・ベンタンクールら他にも実力者がいる。パリーニャも加わることで選択肢が増え、ここは1つのストロングポイントとなるか。