マンチェスター・ユナイテッドの新戦力の2人 photo/Getty Images
今季こそは
残すはメディカルチェックと正式発表のみとなったベンヤミン・シェシュコのマンチェスター・ユナイテッド行き。ニューカッスルも獲得を目指していたが、赤い悪魔がライプツィヒFWの獲得に成功した。
今夏での移籍市場ではすでにマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモと2人のFWを獲得しており、ここにシェシュコが加わることになる。
『the Telegraph』によると、ユナイテッドはストライカーの獲得を決め、ここから守備的MFとGKの獲得を目指すようだ。
ターゲットとして浮上しているのが、ブライトンのカルロス・バレバとパリ・サンジェルマンのGKジャンルイジ・ドンナルンマ。
MFではベテランのカゼミロとの契約が残り1年となっており、バレバは後継者としての加入が望まれている。ただし、ブライトンは今夏での放出を望んでおらず、評価額も1億2000万ユーロと高額だ。バレバ本人はユナイテッド行きを希望しているともいわれており、クラブ間での交渉が進むことはあるのだろうか。
ドンナルンマはPSGとの契約延長交渉が決裂したことで、放出の噂が出ている。すでにクラブは代役としてリールからGKリュカ・シュヴァリエを獲得しており、移籍の準備は整っている。
昨季はプレミアリーグを15位でフィニッシュし、ELでは決勝でトッテナムに敗れるなど、散々なシーズンだったユナイテッドだが、今夏は獲得と放出の両方をうまく進めている。資金難ともいわれていたが、新共同オーナーのジム・ラトクリフ氏がコストカットを進め、ルベン・アモリム監督とともに名門復活に向けて順調に歩みを進めている。