ニューカッスルのイサク Photo/Getty Images
去就混迷
マンチェスター・ユナイテッドがベンジャミン・シェシュコの獲得を発表した直後、ニューカッスル所属アレクサンデル・イサクの去就に大きな動きがあった。クラブは今夏の売却を行わない方針を本人に通達しており、この決定がイサクとクラブの間に緊張と軋轢を生んでいるという。
今夏の移籍市場でリヴァプールへの移籍を推し進めていたイサクは、ニューカッスルの判断に激怒し、現在はトップチームの練習から離れている状態だ。エディ・ハウ監督もイサクのチーム復帰は不透明で、今季初戦アストン・ヴィラ戦への出場も難しいと認めた。
しかし、ハウ監督は「アレックスには今日プレイしてもらいたいし、明日もトレーニングに参加してほしい。彼が私たちと共にいてくれることを願っている」とコメントしており、チームへの合流に対して完全に門を閉ざしているわけではないようだ。
イサクは2027年まで契約を残すものの、今夏の移籍ウィンドウ中の移籍は完全に絶たれた。この異例の状況がニューカッスルとイサク双方にどのような影響を及ぼすのか、今後の展開に注目が集まる。