ウェストハムのルーカス・パケタ photo/Getty Images
ブラジル出身の万能型MF
マンチェスター・シティにとって、チーム編成の刷新はプレミアリーグの覇権奪還に向けて必要不可欠となっている。
指揮官のジョゼップ・グアルディオラ監督は、その新戦力としてウェストハムのルーカス・パケタの獲得を熱望しているという。
しかし、ウェストハムもチームの絶対的主軸であるパケタを簡単に手放すつもりはなく、5000万ポンド(約99億3000万円)の移籍金を交渉開始の最低ラインに設定しているとされる。いかに豊富な資金力を有するシティでも、彼を引き抜くには簡単ではない。
そのため、ブラジル人ジャーナリストのホルヘ・ニコラ氏によればシティはジャック・グリーリッシュとのトレードをウェストハムに対して提案するつもりであるという。シティがパケタの獲得に動くのはこれで三度目であるとも同氏は自身のユーチューブ公式チャンネルの中で伝えている。
2027年6月末までシティとの契約が残っているグリーリッシュだが、昨シーズン後半から出場機会が減少し、今夏の移籍市場での放出が有力視されている。ナポリなどが移籍先の有力候補として名前が挙がっているほか、最近ではエヴァートンも期限付き移籍での獲得を検討しているとされる。