CWCでも存在感見せたラインデルス photo/Getty Images
パレルモ戦で2ゴール
マンチェスター・シティはプレシーズンマッチでパレルモと対戦し、3-0の勝利を飾った。
25分のアーリング・ハーランドのゴールを皮切りに快勝を飾ったシティだが、この試合で大きな注目を集めたのがタイアニ・ラインデルスだ。
クラブW杯でも素晴らしい動きを見せていた同選手はすでにチームの中心的存在になりつつある。マンチェスターの地元紙『Manchester Evening News』はこの日のラインデルスのパフォーマンスに8点(10点満点中)をつけ、リコ・ルイスと並んでチーム最高評価を与えている。
さらに同メディアは「これまでの夏の補強の中では最高の選手。攻撃で脅威を与えつつ、いつ前へ出るべきかをよく理解している」と、称賛の言葉を送っている。
アンカーを務めるロドリやマテオ・コバチッチのコンディション面から中盤の底でプレイすることも予想されるラインデルスだが、試合後ペップ・グアルディオラは「彼がペナルティエリアに入ってくると特別な選手だということは分かっていた」と語っており、攻撃的MFでこそ同選手は最も輝くと言及。ハーランドやオマル・マルムシュらの近くでプレイさせる起用プランについても語っている。
これまでチームの絶対的司令塔であったケビン・デ・ブライネが退団し、新たな時代を迎えるペップ・シティ。デ・ブライネとラインデルスはプレイスタイルが異なるため、求められる役割も違ってくるが、ラインデルスはキングが抜けた中盤のキーマンになることが予想される。
今シーズンはタイトル奪還に挑むペップ・シティだが、チームに新たな風を吹き込むラインデルスのパフォーマンスに注目だ。