鹿島が再び首位浮上 町田は首位神戸に勝利し6連勝 J1第25...の画像はこちら >>

第25節が行われた photo/Getty Images

川崎Fは前半で2人退場する事態

2025明治安田J1リーグ第25節が9日と10日に行われた。

中断前リーグ戦5連勝と好調の町田ゼルビアは首位のヴィッセル神戸と対戦。

試合は開始6分、ロングスローのこぼれ球を拾ったMF中山雄太が胸でコントロールし左足一閃。弧を描いたボールはゴール右上に突き刺さり、ホームの町田が先制に成功する。町田は36分にもスーパーゴールが生まれ、MF相馬勇紀が左サイドからのカットインで右足を振り抜き、軌道を描いたボールがゴール右上に突き刺さった。相馬の今季8点目のゴールで町田が2点リードする。後半はスコアが動かずに試合は終了。町田は6連勝で5位に浮上。敗れた神戸は3位に後退した。

代わりに首位に立ったのが鹿島アントラーズ。敵地で行われたFC東京との試合は、序盤から両者激しくゴールを狙う展開に。開始早々FWマルセロ・ヒアンに2度決定的なシュートを打たれるも、GK早川友基のセーブなどでピンチを凌ぐ。10分にはMF荒木遼太郎が強烈なミドルを放つもゴール左外に外れた。以降も両者共に相手のゴールを脅かすが、得点は生まれず前半が終了する。
後半は雨が強まり非常に厳しいコンディションとなるが、81分に均衡が崩れる。途中出場のFW田川亨介がFW鈴木優磨のグラウンダークロスに反応。左足で合わせてニアに突き刺し、待望の先制点が生まれた。これが決勝点となり鹿島が1-0で勝利。勝ち点47とし首位へ浮上した。

そのほか、7位川崎フロンターレは11位のホームでアビスパ福岡と対戦。8月に加入した元クロアチア代表DFフィリップ・ウレモヴィッチがこの試合でデビューを飾るも、14分にファールで退場。また前半終了間際にDFファンウェルメスケルケン際がこの試合2枚目のイエローカードを受け取り退場。前半だけで2人の退場者を出す苦しい展開となり、以降は3失点で福岡に2−5で敗れた。ガンバ大阪とファジアーノ岡山の試合はMF岩渕弘人のJ1発ゴールを含む2ゴールもあり岡山が3−0で勝利。柏レイソルは湘南ベルマーレと対戦し2−0で勝利。鹿島と勝ち点で並んだ。


【第25節試合結果】

8月9日(土)
川崎フロンターレ 2-5 アビスパ福岡
東京ヴェルディ 1-0 横浜F・マリノス
横浜FC 1-2 浦和レッズ

8月10日(日)
FC町田ゼルビア 2-0 ヴィッセル神戸
FC東京 0-1 鹿島アントラーズ
ガンバ大阪 0-3 ファジアーノ岡山
柏レイソル 2-0 湘南ベルマーレ
サンフレッチェ広島 0-0 清水エスパルス
名古屋グランパス 1-2 京都サンガF.C.

8月11日(月)
19:00 セレッソ大阪 vs アルビレックス新潟

【順位】

1位 鹿島(47/+13)
2位 柏(47/+12)
3位 神戸(46/+10)
4位 京都(45/+12)
5位 町田(43/+11)
6位 広島(43/+11)
7位 浦和(41/+9)
8位 川崎F(38/+9)
9位 福岡(35/+1)
10位 C大阪(34/+4)
11位 G大阪(34/-5)
12位 岡山(33/+1)
13位 清水(31/-3)
14位 東京V(31/-8)
15位 FC東京(29/-8)
16位 名古屋(28/-6)
17位 湘南(24/-19)
18位 横浜FM(21/-10)
19位 新潟(19/-17)
20位 横浜FC(19/-17)

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