元イタリア代表のバロテッリ photo/Getty Images
未完の夢はレアル・マドリード加入
マリオ・バロテッリが『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで、自身の今までのキャリアについて語った。『MARCA』が伝えている。
その中で、若き日に過ごしたバルセロナ下部組織での短い日々を「とても美しかった」と振り返った。ドス・サントス兄弟やチアゴ・アルカンタラ、ボージャン・クルキッチらと共にプレイし「技術だけを教わった。戦術はなし。あのチームは合法じゃないくらい強かった、15-0で勝っていた」と笑顔で回想した。
当時のバロテッリはわずか3試合で8得点と圧巻の成績を残したが、経済面でクラブと代理人が折り合わず、インテル移籍に至ったという。インタビューではまた「あと2、3年プレイして、最後は弟エノックと一緒に引退したい。けれど、本当の夢はレアル・マドリードでプレイすること」と語り、未だ燃える野望を明かした。
現代サッカーについては「1対1や創造性が軽視されている」と批判し、質の高いイタリア人ストライカーが少ない現状を嘆いた。さらに、自身のキャリアにおいて「もっと努力できた」と自己分析し、イタリア代表でのチャンスが限られたことを心残りとした。
現在無所属のバロテッリ。34歳にして新たな挑戦へ踏み出すのか、注目が集まっている。