リーベル・プレートからレアルに加わったマスタントゥオーノ photo/Getty Images
将来的にレアルをリードする存在となるか
今夏にアルゼンチンの名門リーベル・プレートからレアル・マドリードへ移籍した17歳のMFフランコ・マスタントゥオーノ。右サイドからの仕掛けを得意とするレフティーアタッカーであり、17歳ながらアルゼンチン代表デビューまで果たしている。
しかしリーベル・プレートのユースチームディレクターを務めてきたガブリエウ・ロドリゲス氏は、ヤマル型の選手ではないと指摘。似ているタイプとして、レアルでもプレイしたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを挙げている。
「彼はトライアルの段階から我々を納得させてくれた。タイプ的にはヤマルというより、ハメスに近い。ヤマルほど爆発力があるタイプではない。それでも非常にクレバーで、チームを成長させる力を持っている。ドリブル、パス、視野の広さ、素晴らしい左足がある。若いのにベテラン風味なところもあって、知性、ゲームの理解力においてベテランのようなところがある。とはいえ、マドリーのような要求の厳しいクラブで初日から100%適応するのは難しいと思うけどね」
「それでもフランコはマドリーのサポーターを魅了する存在となるだろう。将来的にバロンドール候補になる可能性もあると思うが、すぐにそうなるわけではない。時間が必要だね」(『MARCA』より)。
いきなりの大活躍は難しいかもしれないが、ポテンシャルは確実だ。若き名将シャビ・アロンソがどう育てていくかも注目で、将来的にはレアルをリードする存在となっていくかもしれない。