ドンナルンマを巡るPSGとの確執に代理人が激怒「リスペクトは...の画像はこちら >>

PSGのドンナルンマ photo/Getty Images

移籍問題に進展

パリ・サンジェルマンのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが、クラブとの間で深刻な対立を抱えているようだ。『Sky Sports』が報じている。



クラブはドンナルンマに「リスペクトはゼロ」と代理人エンツォ・ライオラ氏が語り、法的措置も辞さない構えを見せているのである。同氏は「我々はPSGにショックを受けている。4年間を共にした後、クラブからのリスペクトはゼロだ。我々は法務チームと共に状況を検討する」と強い言葉で非難。一方、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドといった複数のビッグクラブが獲得に動いていると報じられている。

2021年夏にフリーでPSGに加入したドンナルンマは、昨シーズンにクラブ史上初のチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献した。しかし、新シーズンの構想から外され、UEFAスーパーカップのトッテナム戦メンバーからも外れた。これは新加入のGKルカ・シュヴァリエを新守護神に据えるというクラブの方針によるものだとされている。エンリケ監督は「ドンナルンマを外したのは私の決断だ」と語り、自身が100%の責任を負うことを強調した。

ファブリツィオ・ロマーノ氏によるとマンチェスター・シティは、エデルソンにガラタサライへの移籍の可能性があるため、ドンナルンマの獲得に関心を示しているという。しかし、PSGは契約が残り1年であるにもかかわらず、4000万ポンドという高額な移籍金を要求している。代理人はこれを「金の話だけだ」と批判し、プレミアリーグのクラブが解決策を見つけることを期待しているようだ。


信頼関係が崩れた今、円満な移籍は難しいかもしれない。今後の動向に注目である。

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