パレスの中心的存在になった鎌田 photo/Getty Images
昨シーズン終盤は定位置を確保
今週末、ついに開幕するプレミアリーグ。まだ移籍市場は閉まっていないが、積極的な補強に出ているクラブも多く、楽しみに新シーズンを待っている方も多いだろう。
そんななか、英『Football 365』は「プレミアリーグの各クラブから1人ずつ、サプライズスターを予想する」というタイトルの記事をアップし、各クラブから今シーズンの活躍が期待される選手を選んでいる。
ノニ・マドゥエケ(アーセナル)、タイアニ・ラインデルス(マンチェスター・シティ)、エステヴァン・ウィリアン(チェルシー)、コナー・ブラッドリー(リヴァプール)らが選ばれている中、クリスタル・パレスからは日本代表MF鎌田大地が選出されている。
「昨夏、鎌田がイーグルスにフリーで加入した時、多くの人が彼を今シーズンの掘り出し物として支持していた。2月頃までは期待外れだったが、その後オリヴァー・グラスナーのチームで彼は格段にプレイが安定してきた」
「彼はアイントラハト・フランクフルト時代にグラスナーの下で素晴らしい活躍を見せた選手で、この日本代表選手は再びそのレベルに近づきつつある兆候を見せている。もしそうなれば、パレスは真の逸材を手に入れることになるだろう」
昨シーズン、パレスに加入した鎌田は公式戦43試合に出場し、2ゴール3アシストを記録。シーズン前半こそ苦戦し、批判の的にもなったが、シーズン終盤には定位置を奪取。指揮官が信頼を寄せる選手の1人として君臨し、FAカップ優勝にも大きく貢献した。
負傷したため29分で交代してしまったが、今季最初の公式戦であるコミュニティ・シールドでもスタメン出場し、素晴らしいスルーパスも見せた鎌田。開幕戦に間に合うかどうかはまだ不明だが、今シーズンの鎌田の活躍に期待したい。