フランクフルトの堂安律 photo/Getty Images
ともに左足でゴール
17日(現地時間)、フランクフルトはDFBポカール1回戦でFVエンガースと対戦し、5-0で勝利した。フランクフルトの堂安律はこの試合に先発し、2ゴールをあげる活躍を見せた。
今夏フライブルクから完全移籍でフランクフルトに加入した堂安にとって、この試合は新天地での初めての公式戦だった。右サイドハーフの位置に入った堂安は、前半終了間際の45分に逆サイドからのロングボールに反応して相手の背後に抜け出してゴールを決めると、54分にも相手ペナルティエリア内でボールを受けてから左足を振り抜いてこの日2点目。5-0での大勝に大きく貢献した。
今夏の補強の目玉として加入し、周囲の期待に早速応えた堂安に対しては、チーム内から称賛の声が相次いだ。
指揮官のディノ・トップメラー監督は、ドイツ紙『Bild』の取材に応じ、堂安について尋ねられると、「彼はワンチャンスで点が取れる」とその決定力の高さを褒め、さらに「我々は彼のサッカー選手としての能力を知っている。他の人々も、彼が我々の試合に活力を与えてくれる選手であることを目の当たりにしたはずだ」と改めて堂安のパフォーマンスを称賛。
また、この試合に堂安とともに先発したゴールキーパーのイェンス・グラールも堂安について尋ねられると、「やばい選手だね」とコメント。その実力の高さを驚きをもって伝えた。
フランクフルトの次戦は、23日に予定されているブレーメンとのブンデスリーガ開幕戦となる。この試合でも堂安がフランクフルトで最大の注目選手となるのは間違いないだろう。