回復が思わしくない様子のクルセフスキ Photo/Getty Images
エゼ獲得も失敗の模様
トッテナムは深刻なアタッカー不足に悩まされることになるかもしれない。5月に膝の手術を受けたデヤン・クルセフスキは、2026年まで出場が期待できないと『sky sports』などが報じている。
司令塔的ポジションのジェイムズ・マディソンはプレシーズンマッチで靭帯を損傷し、こちらも長期欠場の模様。他にもソン・フンミンをLAFCに放出しており、トッテナムはアタッカーの層が薄くなっている。
今夏ウェストハムからモハメド・クドゥスを獲得したが、その他の獲得オペレーションはうまくいっているとは言い難い。ノッティンガム・フォレストのモーガン・ギブス・ホワイトは結局クラブと契約を延長し、獲得失敗。クリスタル・パレスのエベレチ・エゼはアーセナル移籍目前という状況にあり、ライバルに出し抜かれてしまった。マンチェスター・シティのサヴィーニョ獲得も難航している模様だ。
サイドでプレイできる選手としてはマティス・テル、ブレナン・ジョンソン、ウィルソン・オドベールなどがいるが、質・量ともにライバルたちに及ばない印象が拭えない陣容のトッテナム。そんななかでのクルセフスキ長期離脱は痛いニュースとなった。新監督トーマス・フランクとともに、昨季17位という屈辱を晴らすシーズンとしたいところだが、そう簡単にはいかないかもしれない。