昨年10月の怪我を乗り越えて ユヴェントスに現セリエA最高ク...の画像はこちら >>

ユヴェントスでプレイするブレーメル photo/Getty Images

膝の前十字靭帯断裂からの復帰

昨季はセリエA4位に入ったものの、全体的には消化不良なシーズンとなったユヴェントス。今季も優勝を狙える状態かは微妙なところだが、ポジティブな要素もある。



それがDFブレーメルの復帰だ。ブラジル代表メンバーでもあるブレーメルは現セリエAでも最高クラスのセンターバックであり、2022年の加入からユヴェントスの最終ラインを統率してきた。

しかし昨季は10月に膝の前十字靭帯を断裂する大怪我を負ってしまい、636分しか出場しないままシーズンを終えてしまった。そこから10ヶ月ほどが経過し、遂に今夏のプレシーズンマッチで復帰。先日行われたアタランタとの親善試合には80分間出場していて、リーグ開幕へ着々と準備は進んでいる。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、ブレーメルも徐々に恐怖感が少なくなっていると手応えを口にしている。

「何ヶ月も努力と犠牲を払ってきたから、(復帰は)素晴らしい気分だったよ。最初のタックルは少し怖かったけど、それは普通のことだと思う。徐々に自然になっているし、考えすぎないようにすることで物事は良くなっていくものだ」

今のチームにもフェデリコ・ガッティ、ロイド・ケリー、ダニエレ・ルガーニ、ミランから加わったピエール・カルルと、他にも優秀なセンターバックはいる。それでも同メディアはブレーメルの領域には届いていないと見ていて、今季もユヴェントスの守備を統率するのはブレーメルの役割になる。

ブレーメルが100%の状態となればチームの守備はある程度計算できるはずで、今季のユヴェントスが堅守を軸に渋くポイントを稼げるチームとなれば面白い。



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