スアレスはリヴァプールでも活躍した photo/Getty Images
プレミア時代の数字を比較すると……
これまで在籍してきたザルツブルク、ドルトムント、そして現在所属するマンチェスター・シティでゴールを量産し続けるFWアーリング・ハーランド。その決定力が世界屈指のレベルにあるのは間違いないが、全盛期のルイス・スアレスと比較するならばどちらの決定力が上だろうか。
今回この質問に答えたのは、パリ・サンジェルマンでプレイするFWウスマン・デンベレだ。
バロンドール公式のTiktokにて、デンベレはこの質問について「難しい」と悩んだ後、スアレスの方を選んでいる。デンベレはバルセロナ時代にスアレスと一緒にプレイしており、それもスアレスをプッシュしたくなった理由かもしれない。
この答えを受け、英『TBR Football』はハーランドとスアレスを比較。スアレスはリヴァプールのエースとしてプレミアリーグで戦った経験を持っており、プレミアリーグでは通算110試合で69ゴール25アシストの成績を残している。
一方のハーランドはここまでプレミアで98試合に出場し、87ゴール17アシストという驚異的な数字を残している。単純に得点率だけを見れば、ハーランドがリヴァプール時代のスアレスを上回っている。
ただ、ハーランドが所属する現在のマンCとスアレス在籍当時のリヴァプールではチーム状態も異なる。単純な比較はできないが、同メディアは2人の比較について次のような結論を出している。
「総合力ならばスアレスの方が上だろう。彼はゴールを決めるだけでなく、チャンスメイク力も備えたドリブラーの側面もあった。しかし単純にネットを揺らす能力となれば、ハーランドほど圧倒的な選手は見たことがない。
スアレスは当時のリヴァプールでも1人で攻撃を完結させることがあり、何でも出来るタイプのアタッカーだった。それがバルセロナと現在のインテル・マイアミでリオネル・メッシと阿吽の呼吸を見せられる理由でもあるのだろう。ハーランドはよりゴールを奪うことに特化したストライカーと言えるか。