レアルに加わったアーノルド photo/Getty Images
オサスナ戦ではカルバハルも復帰
今季のラ・リーガ開幕節でオサスナと対戦し、1-0で勝利を収めた。
このゲームでは右サイドバックにリヴァプールから加わったトレント・アレクサンダー・アーノルドが入っていて、今後アーノルドの攻撃性がレアルでどう活かされるのか注目される。
ただ、ライバルとなるベテランDFの存在も忘れてはならない。今回のオサスナ戦では、昨季負傷に苦しんだDFダニエル・カルバハルも復帰。試合途中からアーノルドとの交代でピッチに入っていて、ルカ・モドリッチやルーカス・バスケスが抜けた今季のレアルにおいてカルバハルはチームリーダーの1人だ。
アーノルドとカルバハルでは特長が大きく異なるが、スペイン『SPORT』は現時点でアーノルドのアピールが不十分だと指摘。弱点とされる守備対応に改善が見えなければ、カルバハルにポジションを奪われる可能性が高いと伝えている。
アーノルドもまだチームスタイルに適応している最中かもしれないが、超名門レアルは長く待ってくれない。カルバハルはチームリーダーでもあり、精神的支柱としても頼れる存在だ。守備の1対1ではアーノルドよりカルバハルの方が上と言えそうで、最終的に指揮官シャビ・アロンソがどちらを右サイドバックとして重視するのか非常に興味深い。