トランプ氏とFIFAのインファンティーノ会長 Photo/Getty Images
よくも悪くも目立つトランプ氏
2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの共催で行われるFIFAワールドカップ。金曜日、ドナルド・トランプ大統領はFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長とともにスピーチし、自身を「優れたアスリート」「ショートパンツ姿がすごく似合う」などと冗談を交えながら語った。
「(W杯に)出場するかもしれない。サッカー選手たちが稼いでいるお金を見ると……、出場してみるかもしれない!」
ユーモラスに語ったトランプ氏だったが、トランプ氏が大会開催への支持を公に表明していることは大会の成功のために重要なポイントだ。同氏はこれまでも注目度の高いサッカーのイベントに関わっており、今夏行われたクラブワールドカップの決勝戦チェルシー×パリ・サンジェルマンにも出席。トロフィーリフトのシーンでチームとともに残っていたことはよくも悪くも注目を集めた。
息子のバロンさんがサッカーをプレイしていることも知られているトランプ氏。同氏が実際のところどれほどサッカーを愛しているのかは定かではないが、インファンティーノ会長との緊密な関係は今回も十二分にアピールされており、参加チーム拡大によって史上最大の大会となると予想される2026年大会においても存在感を示すことになるはずだ。

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