プレミアMVPとなった23-24シーズンの輝きを取り戻せるか...の画像はこちら >>

復活またれるフォーデン photo/Getty Images

トッテナム戦に出場する可能性

マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラはプレミアリーグ第2節トッテナム戦を前にフィル・フォーデンに対する期待感を語った。

シティの至宝として若くからその才能が注目されてきたフォーデン。

4連覇を達成した23-24シーズンにはプレミアリーグ35試合で19ゴール8アシストを記録し、PFA年間最優秀選手に輝いた。また公式戦全体でも53試合で27ゴール13アシストと大きな飛躍を遂げた。

しかし、昨シーズンは怪我の影響もあり、失速。プレミアでは28試合で7ゴール2アシスト、公式戦全体では49試合で13ゴール7アシストと悔しい1年に終わった。再びプレミアMVPに輝いた年のパフォーマンスが期待されるフォーデン。開幕戦はコンディションの問題で欠場となったが、ペップはトッテナム戦ではプレイできると語り、続けて同選手が再び輝きを放つことを期待しているとコメントした。

「我々が前回プレミアリーグで優勝した時、彼は非常に重要な役割を果たし、プレミアリーグ最高の選手だった。(そのシーズンの)最後の試合、ウェストハム戦で彼は2得点を挙げた。フィルはトップクラスの素晴らしい選手で、私は彼にさらに良くなれると説得している。彼は状況をよりよく読むことができるが、プレイする喜びは彼だけのものだ」

「フィルについても、ロドリと同じことが言える。我々が求めているのは一貫性だ。彼は足首に問題があったが、今は大丈夫で、ずっと良くなっている。
フィルの質と彼が我々に与えてくれるものには決して疑いの余地はない。だから彼が幸せで、試合に出場し、トレーニングに取り組むことが、我々が望むことだ…。なぜなら、彼は90分間、常に何か特別なものを与えてくれるからだ」

「最初のシーズン後は6や7くらいの評価で、少し落ち込んだ時期もあった。その経験から教訓を得たなら素晴らしいことだよ。常に同じ状態を維持することはできないが、彼はここ数年間ずっと信じられないほどの一貫性を示してきた。これが我々が求めているものだ」(シティの公式サイトより)

新加入のタイアニ・ラインデルスやラヤン・チェルキらは早速存在感を示しているが、ここに本来のパフォーマンスが戻ったフォーデンが加われば、ペップ・シティの攻撃はより脅威になるだろう。ピッチで輝き放つフォーデンを期待するものは多いが、シティの至宝は再びその才能を見せつけることができるか。


編集部おすすめ