11年間過ごしたレアル・マドリードに別れを告げた中井卓大 photo/Getty images
ここ数シーズンはレンタル移籍を繰り返す
今夏をもってレアル・マドリードとの契約が満了し、22日にスペイン5部リーグに所属するレガネスBへの移籍が発表されたMF中井卓大。発表を受けて中井は自身のインスタグラムにて、11年過ごしたチームに感謝のメッセージを投稿した。
現在21歳の中井は2014年夏、9歳の時にレアル・マドリードの下部組織に加入。日本代表MF久保建英と共に幼い頃から注目を浴びてきた逸材であり、加入後は順調にカテゴリーを昇格。2022年にはBチームにあたるカスティージャに到達し、トップチーム昇格まであと一歩に迫るも出場機会に恵まれず、ここ2シーズンはレンタル移籍を繰り返していた。
レガネスBチームへの移籍が決まった中井はインスタグラムを更新。「今日で11年間を過ごしたレアル•マドリードを離れることになりました。小さい頃から憧れていた世界一のクラブで成長できたこと、最高の仲間や指導者からたくさんのことを学べたことは、かけがえのない経験です。ここまで支えてくれたすべての人に心から感謝しています。これからも自分らしく頑張るので応援よろしくお願いします!!本当にありがとうございました。¡¡Hala Madrid!! 」と11年間過ごしたレアル・マドリードへの感謝の思いを綴った。
なお、レガネスは公式サイトにて中井の獲得理由を「イゴール・オカ監督率いるレガネスBの中盤強化のため」と説明。「高い技術と攻撃力で際立った存在感を示していている。レガネスは彼を歓迎し、ペピネーロとしての新たな一歩での幸運を祈る」と期待を寄せていた。