いきなりマクトミネイ&デ・ブライネのアベック弾 ナポリ連覇の...の画像はこちら >>

開幕戦勝利を喜ぶデ・ブライネとマクトミネイ photo/Getty Images

コンテは彼らをどうまとめるか

昨季のセリエA王者ナポリは23日に開幕節でサッスオーロと対戦し、MFスコット・マクトミネイとケビン・デ・ブライネのゴールで2-0の勝利を収めた。

今季のナポリではマンチェスター・シティから加えたデ・ブライネが目玉新戦力であり、少々ラッキーな形でありながらフリーキックからゴールを決めたのは大きい。

まだ開幕直後で万全の状態とは言えないだろうが、ひとまず結果は出た。

『CBS Sport』はナポリが連覇を狙ううえで、マクトミネイ&デ・ブライネの共存をカギに挙げている。マクトミネイは昨季セリエAで12ゴール4アシストと攻撃性が爆発することになり、ナポリのスクデットの立役者となった。今季も重要な存在であることに変わりはない。

今回のサッスオーロ戦ではマクトミネイとデ・ブライネが同時先発していたが、同メディアは「デ・ブライネはコンテのキープレイヤーとなる可能性が高いが、昨季のセリエAでMVPとなったマクトミネイ中心のチームに適応していく必要がある。コンテの主な課題は、2人のクリエイティブなMFが中盤で一緒にプレイできるシステムを構築することだ」と伝えている。これを早い段階で実現できるかどうかが連覇へのカギとなりそうだ。

マクトミネイは左サイドに流れてのプレイも得意で、そこからゴール前に顔を出すパターンが昨季はハマった。デ・ブライネの方は右サイドに流れたところからクロスボールを送るパターンも得意にしていて、左と右で共存できそうな気配はある。ロメル・ルカクが負傷離脱してしまったのは痛手だが、右に流れたデ・ブライネのクロスに長身FWロレンツォ・ルッカが合わせるパターンは面白いだろう。

それに加えてサイドから仕掛けられるマッテオ・ポリターノ、ダヴィド・ネレス、新戦力のノア・ラングらの突破力も活かしていきたいところで、コンテがこれらの戦力をどうまとめてくるのか興味深い。



編集部おすすめ